確定申告書公開 自分の支払っている税金を確認してみよう❕ 2019年度版
私は、2018年社会人になり勉強のためと確定申告を行ってきましたが、引っ越しのゴタゴタで亡くなってしまいました。
ですので、今回は2年分の確定申告書の資料で税金等を確認していきたいと思います。
なお税率等の資料は国税庁のホームページより取っています。
ます、給与収入364万6087円に対して×20%+54万円が、給与所得控除として控除され給与所得金額237万5200円が確定します。下の表が令和元年の給与所得控除です。ぜひ皆さんも確認して見てください。
その後、社会保険料控除54万6783円,小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)27万6000円、地震保険料控除3938円、所得税の基礎控除38万円、寄付金控除(ふるさと納税)2万4000円(2万6000円ー自己負担2000円)の合計額123万0721円が控除されます。
この控除されたものが課税される所得金額114万4000円となります。
私の場合、所得税率は5%で控除はないため5万7200円になります。
住宅ローン減税で31万8000円分の控除額があるため所得税が差し引かれ0円となるわけです。
源泉徴収により事前に税金が5万9800円取られているためこの全額が還付されてくるというわけです。
続いては翌年支払うことになる住民税があります。課税される所得金額114万4000円×10%-調整控除ー税額控除ですので114万4000円×10%ー5万(所得税の基礎控除ー住民税の基礎控除)×5%=11万1900円となりました。
調整控除額については下記より引用させて頂きました。
しかし私には所得税から引ききれなかった住宅ローン控除額の枠があります。
そのため(所得金額)114.4万円×7%=8.008万円が住宅ローン控除により住民税から引かれます。つまり本来なら住民税11.19万円ですが、3.182万円となります。
今回、所得税と住民税合計で5.72万+3.182万=13.728万円税金が少なくなったということです。
続いては社会保険料です。
これは健康保険料と厚生年金保険料より構成されます。
まず厚生年金料率が9.15%(18.3%を労使折半)。
私の場合月額標準報酬がだいたい30万円ですので月間2.745万円。
健康保険料率は5.015%(10.03%を労使で折半)で月間1.5045万円。
これに年間のボーナス26万円(少ない、、、)の分を足して年間の社会保険料54.6783万円が出ます。
以上をまとめて税金は社会保険料54.6783万円+住民税3.182万円(まあこれは翌年支払う税金ですが。。。)=57.8603万円。
税負担率を見てみますと、
57.8603万円÷364.6087万=15.87%。
住宅ローンを控除しないバージョンでは、税金が74.7703万円ですので、20.51%。
意外と税金払ってないのが判明してしまいました。
長くなってしまいましたので、令和2年度分は次回更新させて頂きます。
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