【資産公開】2022.9月度資産公開
今回は、更新がまた遅くなってしまいましたが9月度の資産公開をしていきます。
今月から転職活動でそこそこ忙しくしています。
9月度給与明細
額面こそ月30万を超えるのですが、ボーナスがほとんど年30万ほどですので、年収は400万円ちょっととなってしまいます。
あとよく分からない手当で基本給を低く抑えているのがなんとも、、、
そんな事もあり転職活動を今しているわけです。
家計収支
アルバイトをそこそこ頑張ったので、収入は毎月よりも高くなっていますね。
ただ、今回は九州に2泊3日の旅行しましたので娯楽費が高くつき支出が20万円近くに達してしまっています。
転職活動をしつつそこそこ遊んで、忙しい日々でした。
なんだかんだで家計は14万円以上のプラスとなりましたが、貯蓄率は50%を下回る結果となりました。
資産額
そして月末の資産額は-1.935%となってしまいました。
家計収支は14万円以上の増加となったものの、全体では-37万円以上の減少で着地しました。月収以上の資産の減少です。
1000万円を超えるとこんなこともあるんですね。2000万円、3000万円を超えるのが少し怖いですね。
ドル建て資産 評価
ドルでの資産評価はこちらになります。円安ドル高の昨今ではこちらの方が実態に近いと思います。
ほとんど平均取得単価額を下回っており、VYMでさえとうとう含み損が出てきました。
まあ、買いと言えば買いなのですが、、、、
9月 受取配当金
今月は649.77ドル受け取りました。
大学生のバイト代ぐらいあります。
私は比較的仕事が出来なくてバイト先の先輩によく怒られていましたが、稼ぎと能力ってあまり関係ないですね。
今でも多分あの時の仕事完璧にできないですもん、、、
資産推移
赤い棒グラフは今年に入ってからの資産推移です。
今回は今年に入って2回目の資産額減少となってしてしまいました。
9月の取引
毎月10万円分VYMを購入し8株入手しました。
株数は1.63%の増加です、配当金の増加が楽しみですね。
1000株の大台突破が当分の目標です。
転職活動状況
まず目標ですね。
今、年収400万円もらっていますが、450万円で転居を伴わない勤務地。
年収はそんなに障壁にはならないのですが、勤務地がなかなか条件に合わなくて、、、、
一度、面接が進み年収600万円を提示されましたが勤務地の希望が通らず、お断りさせて頂きました。会社からはプロジェクトに空きがあれば再度お話させて頂きますと言われたのですが、、、あまり期待しない方が良さそうです。
今は、同業界の営業職で探しつつ、リモートワークも可能なコンサルでも探しています。
また、結果は報告できればと思いますので、是非よろしくお願い致します。
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【資産公開】2022.7月度 額面3万円増加!
今回は旅行に行ってしまう前に資産公開のブログをまとめてみます。
大きなニュースとしては、7月度の給与から額面が3万円UPしました。
これまでと同じ働きで自動的に3万円入ってきてしまいます。
さてまずば、給与明細の中身を見ていきましょう
給与明細
基本給ですが、給与改定に伴い。手取りで3万0500円の増加となりました。
ボーナスも増額されることでしょう。
額面ではようやく30万円越えとなりました。総務省統計局ホームページより二人以上世帯の内勤労者世帯の家計収入を調べると消費支出は31万3057円。こちら最新の2017年のデータなんですが、皆さん稼がれてますね。
https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/nen/pdf/gy01.pdf
結婚しても共働きになってしまうのでしょうか、、、
そして、控除内容ですが雇用保険のみ増加しています。
これにより私の雇用は守られていますが、月1000円ほど払っていて価値があるのか、、、
今後また失業保険とかの内容を調べてみたいです。
社用車の使用が5月度のゴールデンウィークの関係で、費用が大きくなってしまいましたね。
なんだかんだで、手取りは25万7202円となりました。
ただ翌年からは標準月額報酬が値上がりしてしまうので、実質手取りとしては3万0129円の増加となります。
家計収支
まずは、収入の部から。
本業の収入とは給与明細に反映されない非課税の手当が2万1000円。
そして私の場合、アルバイトをしているのですが34時間働いて3万8970円稼ぎましたので、結果31万7172円の収入となりました。
支出は京都への日帰り旅行をしたものの娯楽費は3万321円に収まりました。
我ながらお金のかからない生活をしていて驚きます。
支出も13万6801円と15万円以内に収まりました。
資産額
続いては資産額。
35万5208円増加と順当に増やすことが出来ました。
割合としては1.9%の増加ですね。
4か月1800万円台で足踏みしており悔しい思いをしていましたが、一時1900万円を突破しました。来月こそは1900万円突破の報告が出来そうです。
ドル建て資産
そしてドル建て資産。日本人としてはなか十分な量のドルを持っています。
ようやく11万ドルを超えました。
日本で暮らし日本円を稼いでいるという事もありドルの獲得方法確保というわけです。
そして今回も配当金が162.02ドル入ってきました。安定収入です。
前期からの配当金の増加はありませんでした。例年から言えば、3回目の配当金から増配がなされることでしょう。
6年間保有してきましたが、自動的に配当金が47.5%増加しました!
7月の取引
今回は30万円の資金で、VYMに投資をしました。
23株購入でき株数は3%増加し、745株の保有となりました。
次回の配当金も増加することでしょう。
それにしても当時の円、安すぎ、、、、
最後に
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宇治観光 7月
休みを利用し日帰り京都観光を実施しました。
前日の22時に出て翌々日の朝7時に帰宅するコースです。
帰宅して普通に会社に行きましたが、なかなかハードでしたね。
往復1万2000円で高速バス。席全然倒せなくて体バキバキでした。
②黄檗宗万福寺
①平等院鳳凰堂
まずは平等院鳳凰堂。夜の22時に出て朝の8時には宇治駅に着きました。
結構早く着いてしまいましたが、スターバックスで時間をつぶし8時30分から入場することが出来ました。
素敵なお店なんですが、ここ最近観光地や京都にスターバックス増えてきたなぁと思いました。オシャレで店舗ごとに特徴があるから、空間にマッチしているのでまぁ良いのですが、チェーン店に侵食されている感じがして少し複雑です。
宇治川沿いを少し散歩し境内へ、
境内では季節的に蓮が綺麗でした。
藤が綺麗な時期もあるようですが、こういう事に疎い私にはさっぱりです。
あとここのミュージアムショップはオシャレでなかなか好きなんです。
とはいえ手紙を書く相手も早々いないため一瞥して帰りました。
次来るときは藤?あるいは秋のライトアップの時期かな?
②黄檗宗万福寺
インゲン豆を日本に伝えた隠元のお寺として有名です。
中国由来の禅宗ですので、他のお寺とは少し違った文化を感じることが出来面白いです。
今回の昼食はこちらで頂きました。
ちょっと背伸びをした旅行になりました。
気を付けてもらいたいのが、駐車場から結構歩くんです。
この地図を見てもらうと分かりますが、駐車場に入り変える遂には結果一周することになりますね。
黄龍閣の辺りに駐車場があり総門に周り黄龍閣の辺りに向かいます。
お弁当がこちら。
特に梅肉の天麩羅は絶品でした。私、梅苦手なのにも関わらずです。
玉露の玉兎も頂きました。渇いた喉にさわやかな潤いをもたらしてくれました。あまり味もしつこくなく、料理を邪魔しない感じです。
最後は大阪でバスを待ちながら旧友と乾杯。
バスでは程よくアルコールが入っていたため快眠。
翌朝仕事にそのまま向かいましたとさ。
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6月資産公開
旅行にかまけて更新が遅くなりました。
6月の資産残高の公表を今回もやって行きたいと思います。
YOUTUBEでは既にしていたのですが、ブログでも公開していきます。
自分で見返す際にブログだと見やすいんですよね。
6月給与+ボーナス
まずは恒例の給与の公開とボーナスの公開です。
これに非課税の営業日当2万8500円が加わります。
手取り給与は26万7881円となりました。
そして夏季給与がこちらです。今回は残念ながら最低評価でした。
給料2か月分の3割が支給された形となります。
手取りでは15万0264円です。
最低評価とは言え基本給が少しづつ増えており、過去最低額ではないです。
入社以来のボーナスを載せていますが、これは通年ではなく一回のボーナスの額です。
また60万もらいたいですね。60万あれば大まかに言って翌年から配当金が1.8万円増えてしまいます(#^.^#)
家計収支
続いて家計収支です。
まずは、収入なんですが、本業やボーナスに関しては先ほど紹介しましたので割愛させて頂きます。
アルバイトは今月から時給が42円増加しましたので、多少働く時間を減らしつつも3万円台を維持しています。
いつまでアルバイトをするのか予定はないですが、来年も昇給の余地があります。
今のところ来年8円の昇給は確保しています。
とりあえず、結婚したら辞めようかとは思っています。
支出は1泊2日の京都旅行に行ったのにも関わらず、15万円以内の支出に抑えることが出来ました。
美術館でお土産買ったりして過ごし、決して節約をしたわけでは無いんですけどね。
貯蓄率は67.47%、ボーナスを考慮しなければ50.91%と収入の半分以上を安定的に貯蓄に回せています。
資産額
そして資産額なのですが、残念ながら今年初のマイナス成長となってしまいました。
ボーナスが入ったのにも関わらずです。
前月と比べボーナスが入り、現金は多少厚くなりましたが株価の下落から金融資産が減少してしまいました。
1900万円を前にして足踏みをしています。
ドル建て資産評価
激しい円安が起きている中でしたので、ドル建て資はドルでも評価額を把握する必要もあると気づきこちらにまとめました。
ここにあるドル現金なんですが、ほとんどVYMからの配当金です。
1回の配当でとうとうここまでもらえるようになってきました。
人から貯金いくらか聞かれたら10万ドルほどと円でいくらかと言う様にしてます。
10 thousand dollarsですね。
だいたい面白くない冗談として取られるので、嘘をつかずに誤魔化すことが出来ます。
6月配当金
6月に入った配当金がこちらになります。
こちらすべて再投資に回していますが、FIREしたらいずれ収入の項目に入れることになるのでしょうね。
3月も2021年一期として同じ銘柄から配当金を受け取っていますが、VYM、JNJからの配当金が順調に育っています(*'▽')
最後に
今月も30万円を投資しました。22株の購入と株数を3.06%増やすことが出来ました。
ただドルが高くなっており、なかなか買える株数が少なくなってしまいましたね。
今のところは、本業収入以上の金額を投資していますが、積み上がっている現金が少なくなり100万円を切りそうなので毎月の積立額が減少していくことと思います。
均等にドルコスト平均法で投資をしていきたかったのですが、海外旅行に行くことがなくなったりと不測の事態が起きて一時300万円近い現金を持っていたためここ半年は月30マ年以上の投資となってました。
最近の私のおすすめの著者です。
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京都散策 2022年6月25日
6月24日(金)、仕事終わりにアルバイトもなかったので思い切って夜行バスに飛び乗り京都に向かいました。
午前12時前のことです。
元々、興味あった京セラ美術館でのポンペイ展が主目的です。
京都ではもう終了しちゃいましたが、仙台、福岡での開催もあるので、気になる方は行ってみて公開は無いと思います。
私自身、遠方から駆け付けましたし。。。
今回のルートとしては①長岡京市②京都国際漫画ミュージアム③京セラ美術館ポンペイ展
①プロローグ
8時ごろには京セラ美術館に向かったのですが、取れたチケットの入場時間は午後5時。
先にミュージアムショップで買い物だけしておこうと思い入場時間10時まで時間をつぶすことにしました。
幸い立地柄平安神宮に近く、暇つぶしには事欠きません。当日はフリーマーケットも出ていました。ただここは何度か来ているので素通り。昔、ニトリの会社説明会でこの辺り来たなぁー
そしてTSUTAYAカフェでワッフルを齧りながら時間つぶし、ここでホテルを取りました。
スカイチケットで5000円で取れました。
なかなかオシャレなホテルで、一階はギャラリーになっています。
ベランダ付きの部屋で、そこで晩酌でもしようと思ったのですが、意外とそんな時間無いものですね。
ミュージアムショップでは、結構買い込んだ後ホテルで予定を立てました。
翌日に友人と会う予定は出来ていたものの、この日は1日フリー。
そこで私はノリで、バッティングセンターに初めて行くことにしました。
行ってみたかったのですが、地元で行くには少し恥ずかしいのであえて旅先で行くことにしました。
そのため、長岡京市を目指し西に進みます。その後京都国際漫画ミュージアムへ向かう予定です。
②長岡京市
駅を降りてみるといわゆるベッドタウンのような街で小奇麗な駅と広い道路、整理された住宅街ばかりで、思わず京都観光でとんでもないところに来たなと思いました。
ただサントリービール工場があり、もし予約していたら今頃気持ちよくビールが飲めたのになと思いました。
結局75キロの右打ちで26球打ちました。存外下に投げられており打ちづらかったです。
体格から言ったらもう少し上目に設定を変えても良かったかもしれません。
この辺りは、明智光秀の居城(勝竜寺)があったようでなかなか観光としても楽しめました。
偶然、神足神社に立ち寄りました。平安時代には記録のある由緒ある神社なのですが
、主祭神の事はあまり分かっていないようです。
名前から足に御利益のあるとのことでスポーツ選手も良く訪れるようです。
既に足が疲れていたし、これからもだいぶ歩く可能性があり参拝しました。
この神社の辺りはかつて神足氏という神社にも関わりのある一族の居城があり、その土塁を生かし細川藤孝や明智光秀が勝竜寺の一部として取り込んでいます。
③京都国際漫画ミュージアム
午後2時30分には無事到着。初めて来たのですが、入り口に入った途端興奮しました。
何か国語にも翻訳された漫画が棚に並んでおり、人が思い思いに漫画を手に取り至るところで漫画を読んでいました。
しかも、これ大人900円で再入場可なんです!
割と観光とか関係なく普段通えるような施設だなと思いました。
目の前で漫画の制作現が見れる実演コーナーもあります。
私自身興味もあったのですが、気迫に負けまじまじと見ることはできませんでした、、、
他にも漫画家の手の型が展示されているコーナー、読み聞かせコーナーなどありました。私の好きな”伝染るんです”の吉田戦車先生はとても細い繊細な手をされていました。
読み聞かせコーナーは聴きに行ったわけでは無いのですが、迫真の朗読をされているのが聞こえオーディエンス(子供たち)を沸かせていました。
大人一人で来ていましたが、少し覗いてみたかったです。(#^.^#)
なんだかんだ2時間で足りず、侮れないなと思いました。
④京セラ美術館
建物自体がなんかオシャレでデートで行くのもいいかもしれないですね。
剣闘士が使用していた脛あて。デカすぎないか?
猛犬注意のモザイク。当時は家の前にこんなのを置くのが流行りだったのだとか、、、
エジプトのイシス神の祭礼道具でシストルム。
以前エジプト展で同じものをみたのですが、古代ローマが国際都市であることを示す面白い物だと思って写真に撮ってみました。
京都では終了してしまいましたが、宮城、福岡でも開催するので是非行ってみて下さい。
特別展「ポンペイ」 Special Exhibition POMPEII
【資産公開】2022.5月度
今回は、また更新が遅れてしまいましたが5月度の資産公開です。
これ自分でも読み返し、今後の指針にしたり喝を入れるときに活用しているから多少遅れても更新しないわけにはいかないんですよね。
5月度給与
この辺りは前回とあまり変化はありませんね。
家計収支
本業の収入やアルバイト収入も安定していますが、今回は固定資産税を一括で支払っているので収支が著しく悪くなっています。
私は地方に40坪の土地に床面積32坪の住宅を持っていますので、固定資産税が毎年だいたい8万円以上かかっています。
住宅コストに年間102万1620円かかっている計算ですね。
月にして8万5135円といったところです。
まぁ4SLDKの住宅に4人で住んで,両親からの家賃1.5万円と食費光熱費をもらっているので割合安い固定費で済んでいます。
この先30数年の住宅コスト固定することが出来、インフレにも対応が出来ているというメリットもあります。
家計収支としては、8万7046円の増加、貯蓄率は30.01%となってしまいました。
毎月50%の辺りで推移しているため残念です。
資産額
家計収支は+8万7046円に対して資産額が28万4569円の増加となりました。
金融資産での含み益が僅かですが出ているという事ですね。
今月も30万円をVYMに投資をしており現金がやや薄くなっています。
ここからまた毎月VYM投資金30万円、iDeCoの掛け金27万6000円を給与を継ぎ足しながら捻出していく予定です。
まとめ
3か月間大きな資産の動きはありませんでしたが、何とか増加を続けています。
1900万円、2000万円の壁が意外と高いです、、、
最後に、なんと6月よりアルバイトの時給が増加します。
42円の増加です。時給1071円、あまり高くないですが平均時給が1000円で最低時給が824円の地域であることを考えると、そこそこもらっている方ですね。
私の学生の頃は760円ほどで、働いていた同級性がいたことを考えると隔世の感があります。
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税金の世界史
今回は私の読書から一つ気になった物があり取り上げてみます。
"税記の世界史"
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著書はイギリスのコメディアンで金融評論家でもあるのだとか。
イギリスのタクシー運転手は大学を出ていて、イギリス文化の文化水準の高さについてのエピソードを聞いたことがありますが、イギリスではコメディアンも教養がないとやってられないんですね。
基本はイギリスの歴史に沿った税金なんですが、最初に悪名高い窓税から。
ノルマンコンクエスト以前からある税金だそうで、家屋の窓の数に応じて課される税金なんです。元々、プライバシーや個人という概念が無い時代の頃からも窓の数が国により規定されてしまうという事で不評でした。
しかし19世紀に入り増税が行われ、既にあった窓をレンガで塞ぐようなことも流行します。
折しも産業革命により都市人口が増え人口密度が高くなった中で、窓がない住宅が増えたわけです。湿度の高いイギリス、そんな中で人口密度が高く採光や換気のできない住宅があふれ疫病が蔓延してしまったそうです。
因みに英語にはdaylight robbery ぼったくりという意味の慣用句があります。
これは一般的には白昼強盗という意味だそうですが、日光泥棒つまり窓税を起源とするという説もあります。
なんか、こういうユーモアがあるあたりイギリス文化って感じがしますね。
こんな風に税金が人の生活や文化を規定されており歴史的事件も引き起こされたと紹介されていました。
例えば、ロンドン大火、これは炉税の徴収を逃れることを図った民衆が隣家との煙突の壁をぶち抜いたことから火事の被害が広がったようです。
姓名も人の区別だけでなく人頭税の必要性からできたとも言われています。ヨーロッパでは14世紀からある文化です。
史上最古の文字の記録は納税の記録なんてのもありました。
また面白かったのが、所得税。
古代から各地であり奇妙にもローマ、カルタゴ、インドなど10分の1税と共通しています。指の本数と無関係ではないという学者の意見もあるのだとか。
第一次世界大戦になると各国では女性の社会進出が広がります。
これに目を付けた政府は、女性からも所得税を取りたいと考えだし参政権を与えます。
古代アテネでもローマ帝国でも行われてきたことが繰り返されているのが面白いですよね。
古代アテネでは、ペルシアという外敵への対応のため無産階級にも戦争へ参加させるために参政権を与えます。
ローマ帝国も国防への必要性から市民権の拡大がなされています。
また著者はコメディアンなだけあって数々ブラックユーモアを盛り込んでくれています。
国民の生涯で最も効果な買い物は政府。
人間の労働期間を45年間とした時、20年以上を国に捧げる必要があるそうです。
これでは半日を領主への労働に費やす農奴と変わらないともありました。
徴税コストへの批判もあります。
イギリスの税法典は1000万語、最も簡素と称賛されている香港ではその1.5%なんだとか。世界一長い小説であるプルーストの失われた時を求めての8倍もあるんだとか。
イギリスだけでなく、世界でも不効率な徴税制度の歪みが起きています。
世界で最も理解し難いのは所得税というのはアインシュタインの言葉。
アメリカでは、納税申告の書類作成だけをやる労働者は430万人もいるとのこと。
運転手と同じ数だけいるのだとか。非生産的ですね。
ブラジルでは、法務部の規模が世界最大で未来には社員の8割が法務部所属になるそうです。
他にもユーモアたっぷりに事例が紹介されているので是非読んでみて下さい。