おすすめ本 スノーボール ウォーレン・バフェット伝
私の最近のマイブームといえば大学時代に2度読みかえしたスノーボールを原著で挑戦してみることです。
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スノーボールと言えば言わすと知れたウォーレン・バフェット氏の公認の伝記として知られた本です。彼の半生から投資手法、経営哲学が綴られており投資を抜きにしても小説としても純粋に楽しめます。
幼少期から起業家精神を持ち合わせて生活をしているだけに世界恐慌からソロモンブラザーズの破綻、ハイテクバブルの発生と崩壊、9.11後の記録的な金融緩和など人生においてアメリカの金融史の影響をもろに受けているためアメリカの歴史や金融史を知るうえで参考になりました。
特にバフェットといえば長期投資のみが語られがちですが、カカオ豆の裁定取引や彼がグレアム流のバリュー投資からマンガーの影響を受け徐々に長期の成長株への投資に移っていく様子が描かれている貴重な書籍でもあります。
実はこの書籍上下巻をすべてそろえようとすると3000円はかかるのですが、原著(英語版)はPDFで無料で公開されてるのを発見しました。
PDFはこちらです。
https://riosmauricio.com/wp-content/uploads/2014/12/Schroeder_The-Snowball-.pdf
リンクを踏むのが嫌であれば一度Googleで[The Snowball] [PDF free]などのワードを組み合わせて検索していただければ出てくると思います。
私はこの600ページを超えるPDFを印刷し土日に裏表ありで8ページづつ読んでいます。
一日4時間くらい読み込んでいますが英語ならだいたいA4で600 単語書かれているそうなので毎日9600単語読んでいるみたいです。計算してみて下手したら高校の時より英文読んでいる可能性ありそうです、、、
前半の少年時代のあたりは比較的読みやすいのですが、バフェットが30過ぎて色々な訴訟にあたっているあたりで何度か挫折しかけました。
あと100 ページほどなので今月中に読み切り,2月に大方発表される保有銘柄の2020年アニュアルレポートを4銘柄一年かけて毎週末に読んでみようと思います。