将来受け取り年金+退職金 シミュレーション
FIREという生き方が流行していますが、今回は年金を一体いくらもらえるのか年金ネットを利用しシミュレーションしていきたいと思います。
退職金については計算式は公開できませんが、ある程度自己都合での退職として計算はできています。
今回は以下の3パターンを用意しました。
①現在リタイア 25歳8月時点 *ただこちらは受給資格をを満たしていない
②35歳リタイア
③45歳リタイア
*いずれも年金の受け取りは繰り上げで60歳に受け取るものとさせて頂きます。
また学生時代に免除されていた期間の追納は行わないものとします。
年収に関しては現在の水準で月30万円、ボーナスは考えないこととします。
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こちらの将来の年金額を計算するという項目から試算を出しました。
まずは①現在リタイア 25歳8月時点
月額で7630円となっていますね。内訳は老齢厚生年金3834円、老齢基礎年金3796円です。前者は厚生年金加入者が受け取るもの、つまり会社員の方は加入しているものになりますね。後者は国民年金加入者が受け取るもの、これは自営業者も含めた国民全員が加入しているものとなります。これに追加して基礎代行部分というものがあり物価の変動を考慮して加算されるものがあります。しかし支払い期間が短いため今回は0円ですね。
月額7630円、この額ではお小遣い程度ですね。ただ4年未満しか働いてないことを考えると結構もらえているなぁというのは正直なところです。
因みに現在の場合だと退職金9.6万円です。配当金も月1万8333円程度なのでまだFIREは考えられないですね。
②35歳リタイア
まずは35歳でFIREした際の年金受取額がこちらになります。
月額で1万7751円となっていますね。内訳は老齢厚生年金3232円、老齢基礎年金1万4519円です。基礎代行部分1万742円。
これに関しては、予想できないものなので今回は、基礎代行部分を除いた老齢厚生年金と老齢基礎年金の合算を受け取り見込み額としたいと思います。
ここまで働くと年金も1万円を超えてきました。
因みに退職金は84万円、全然あてにはなりませんね。
③45歳リタイア
月額で2万8411円となっていますね。内訳は老齢厚生年金2503円、老齢基礎年金2万5908円です。基礎代行部分は2万2252円です。
退職金は351万円です。正直45歳まで働いても、この退職金額なので長く働いてもあまりうまみがないですね。
最後に60歳引退シミュレーション
続いてこれまでの保険料の納付額からリターンを見てみたいと思います。
昇給しましたので今後は、来年の標準月額報酬30万円で計算して納付保険料は9.15%の2万7450円としていきます。
なお年金は60歳から90歳まで受け取る条件で計算します。
①現在リタイア 25歳8月時点 月額7630円
受取額累計 7630×12×30=274万6800円
リターン 274万6800円÷81万4166円=337% 年率1.08%
円
②35歳リタイア
受取額累計 1万7751×12×30=639万0360
リターン 639万0360÷428万2200円(2万7450×12×13)=149% 年率0.59%
③45歳リタイア
受取額累計 2万8411×12×30=1022万7960円
リターン 1022万7960÷757万6200円(2万7450×12×23)=135% 年率0.44%
④60歳リターン
受取額累計 4万4311×12×30=1595万1960円
リターン 1595万1960円÷1251万7200円(2万7450円×12×38)=127% 年率0.35%
これに+して物価の変動に対応した基礎代行部分があるものの、年金を払い続けるほどリターンが下がってきていることが実感できますね。
一応計算はしてみましたが、FIREを検討する際にあまり期待できませんね。
まとめ
退職金も60まで働いて満額で678万円ですので、45歳あたりで退職金を367万もらって年金を60歳から月2万7450円もらっていく方が効率が良さそうです。
早く資産で稼ぐフェーズに入りたいものです。
応援よろしくお願い致します。