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ふるさと納税シュミレーション 住宅ローン減税併用

今回は、副業により収入が増えたこともあり住宅ローン減税と併用したふるさと納税を検討してみることにしてみました。私の場合ワンストップ控除が使えないため事情が少し複雑です。

 

まず現状の給与から予想して今年度の本業の給与収入は397万1788円です。こちらに関しては、12月のボーナスは含んでいません。

そして副業のバイト代を足します。現状ですと累積で21万3120円。あと4か月分で20万円ほどは積み上げれそうですが今回は8月時点でのバイト代で考えます。

合計で今年度の給与収入は418万4908円。

細かい計算は下にリンクを張りましたので私の令和2年度確定申告を参考にしていただければと思います。

bigfish-asset.hatenadiary.com


 

まずは、給与所得控除、基礎控除社会保険料控除、地震保険料控除、iDeCOによる控除で最終的な課税される所得金額は158.79884万円。所得税率が5%なので所得税は7万9399円です。住民税は15.67万円。

住宅ローン減税を考慮して、所得税は0円、住民税は15.67-158.79884×0.07=4万5541円

試しに12月のボーナスが30万円、残り4か月間のバイト代が20万円となった場合で計算すると所得税率が10%に跳ね上がることになります。住宅ローン減税があるためこの際、所得税額を20万円ほどにしてもよさそうです。

 

次はふるさと納税を考慮に入れた場合です。これは住宅ローン減税より先に控除されるものです。

まずはふるさと納税控除限度額の計算です。

私の場合は15.67×0.2/1-0.1-(0.05×1.021)+2000=3万8916円が限度額のようです。

 

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控除額の内訳はこちらです。

まず所得税

(3.8916-0.2)×0.05×1.021=1884円

住民税基本分

(3.8916-0.2)×0.1=3691円

住民税特例分

(3.8916-0.2)×(1-0.1-0.05×1.021)=3万1339円

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それでは住宅ローン減税と併用した場合の節税額を見てみましょう。

課税される所得金額が158.79884万円ですので、こちらからふるさと納税所得税分まず控除します。

所得税 (158.79884-3.6916)×0.05=7.7553万円

そしてここから住宅ローン控除分を控除します。現在3000万円も残債があるため所得税はゼロになります。所得税まではふるさと納税をしなくても同じですね。

問題は住民税です。

手順としてはまず住宅ローン減税分を控除します。

(158.79884-3.6916)×0.07=10.8575円

ですので住宅ローン減税後の住民税は15.67-10.8575=4万8125円。

ここから更に住民税基本分と特例分を控除し

住民税は

4.8125-(0.3691+3.1339)=1万3095円

ただ気を付けなければならないことがあります。

住宅ローン控除による住民税の控除限度額は13万円まででふるさと納税を合算したものも同じとなっています。私の場合2万1425円まで自己負担2000円でふるさと納税で控除できるということです。4.8125-2.67=2.1425円

 

 

結果

住宅ローン減税のみ

住民税 4万5541円

 

ふるさと納税を併用した場合

2万8700円分の買い物+住民税が2万1425円。

 

コストだけ見るとふるさと納税をしたことにより支出が4581円増えてますね。

なんか大人しく住民税4万5541円払った方が良いような気がしてきました。( ;∀;)

サイトを経由したポイントなどを利用しても微妙なところです。

まあ、コンビニ払いでしたら入金日が12/31までならば間に合うのでギリギリまで悩んでみようと思います。