令和2年度版 確定申告
今回は令和2年の確定申告書から払った税金を考えていきたいと思います。
引用は国税庁のホームページより取りました。
前年度よりも給与が月3000 円ほど増えたこと、ボーナスが大きく出たこともあり収入が増えております。なんとか400万を超えてきましたね。
まず(給与収入)422.7622-(給与所得控除)422.7622×0.2+44万=294.2097万円
税制の変更により控除額が前年度のものより10万円減少していますね。
しかし基礎控除は48万円と10万円増額されています。低所得者層への税制優遇なのかもしれなのでしょう、私には有難いです。
社会保険料は、健康保険料4.795%,厚生年金保険料で9.15%ですので標準月額報酬が30万円ですので30×13.945%×12=50.202万円、ボーナスが今年は年間60万円あったためそれを加味して社会保険料は59.0994万円。
iDeCoによる控除で27.6万円、今回は地震保険料の控除忘れていますね、、、
よって(給与所得)293.92万円ー(所得控除)134.6994万円=(課税される所得金額)159.2万円となります。
所得税率が5%なので(課税される所得金額)159.2×5%=7.96万円となりました。
しかし住宅ローンの残債が3100万円ありますので、住宅ローン減税により所得税が0円となります。
続いては住民税です。(課税される所得金額)159.2万×10%-(人的控除調整)5万×5%=15.67万円 去年より4万円ほど増えましたね。
しかし住宅ローン減税の枠が余っているためこれを考慮します。
(課税される所得金額)159.2×7%=11.144万円が住民税より引かれます。
よって住民税は15.67-11.144=4.526万円。これならふるさと納税もできたような気もします。今年は検討の余地がありそうですね。
以上で税金は(社会保険料)59.0994万+(住民税)4.526万円=63.6254万円。
63.6254万÷422.7622万=15.06%の税負担率 。住宅ローン減税を考慮しなければ税金は
(社会保険料)59.0994万+(所得税)7.96万円(住民税)11.144万円=78.2034万円。
78.2034万円÷422.7622万=18.5%。
あまり税金を払っていないのでこのままでは、日本での足手まといですね(-_-;)
ただこれから頑張り良い国にしていきたいです。
あとは、ふるさと納税で両親に何かプレゼントするかな❓
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将来受け取り年金+退職金 シミュレーション
FIREという生き方が流行していますが、今回は年金を一体いくらもらえるのか年金ネットを利用しシミュレーションしていきたいと思います。
退職金については計算式は公開できませんが、ある程度自己都合での退職として計算はできています。
今回は以下の3パターンを用意しました。
①現在リタイア 25歳8月時点 *ただこちらは受給資格をを満たしていない
②35歳リタイア
③45歳リタイア
*いずれも年金の受け取りは繰り上げで60歳に受け取るものとさせて頂きます。
また学生時代に免除されていた期間の追納は行わないものとします。
年収に関しては現在の水準で月30万円、ボーナスは考えないこととします。
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こちらの将来の年金額を計算するという項目から試算を出しました。
まずは①現在リタイア 25歳8月時点
月額で7630円となっていますね。内訳は老齢厚生年金3834円、老齢基礎年金3796円です。前者は厚生年金加入者が受け取るもの、つまり会社員の方は加入しているものになりますね。後者は国民年金加入者が受け取るもの、これは自営業者も含めた国民全員が加入しているものとなります。これに追加して基礎代行部分というものがあり物価の変動を考慮して加算されるものがあります。しかし支払い期間が短いため今回は0円ですね。
月額7630円、この額ではお小遣い程度ですね。ただ4年未満しか働いてないことを考えると結構もらえているなぁというのは正直なところです。
因みに現在の場合だと退職金9.6万円です。配当金も月1万8333円程度なのでまだFIREは考えられないですね。
②35歳リタイア
まずは35歳でFIREした際の年金受取額がこちらになります。
月額で1万7751円となっていますね。内訳は老齢厚生年金3232円、老齢基礎年金1万4519円です。基礎代行部分1万742円。
これに関しては、予想できないものなので今回は、基礎代行部分を除いた老齢厚生年金と老齢基礎年金の合算を受け取り見込み額としたいと思います。
ここまで働くと年金も1万円を超えてきました。
因みに退職金は84万円、全然あてにはなりませんね。
③45歳リタイア
月額で2万8411円となっていますね。内訳は老齢厚生年金2503円、老齢基礎年金2万5908円です。基礎代行部分は2万2252円です。
退職金は351万円です。正直45歳まで働いても、この退職金額なので長く働いてもあまりうまみがないですね。
最後に60歳引退シミュレーション
続いてこれまでの保険料の納付額からリターンを見てみたいと思います。
昇給しましたので今後は、来年の標準月額報酬30万円で計算して納付保険料は9.15%の2万7450円としていきます。
なお年金は60歳から90歳まで受け取る条件で計算します。
①現在リタイア 25歳8月時点 月額7630円
受取額累計 7630×12×30=274万6800円
リターン 274万6800円÷81万4166円=337% 年率1.08%
円
②35歳リタイア
受取額累計 1万7751×12×30=639万0360
リターン 639万0360÷428万2200円(2万7450×12×13)=149% 年率0.59%
③45歳リタイア
受取額累計 2万8411×12×30=1022万7960円
リターン 1022万7960÷757万6200円(2万7450×12×23)=135% 年率0.44%
④60歳リターン
受取額累計 4万4311×12×30=1595万1960円
リターン 1595万1960円÷1251万7200円(2万7450円×12×38)=127% 年率0.35%
これに+して物価の変動に対応した基礎代行部分があるものの、年金を払い続けるほどリターンが下がってきていることが実感できますね。
一応計算はしてみましたが、FIREを検討する際にあまり期待できませんね。
まとめ
退職金も60まで働いて満額で678万円ですので、45歳あたりで退職金を367万もらって年金を60歳から月2万7450円もらっていく方が効率が良さそうです。
早く資産で稼ぐフェーズに入りたいものです。
応援よろしくお願い致します。
2021年8月度 資産公開
今回は、8月9日時点の資産をまとめてみました。
まずは資産の全体額です。
マネーフォワードで見てみると合計で1295万6834円となります。(10万を超えたあたりから桁が多すぎ私は一瞬で数字が読めないです。。。個人的に海外と同じように3桁で区切るのはやめた方が良いのになと思ってしまいます。)
ともかくこの金額にゆうちょ口座とタンス預金の44万を合わせた1340万円が資産総額となります。
今年の1月に資産1000万円だったため半年ほどで300万円増えたことになります。
なかなかの数字になってきましたが、株クラではまだまだイーストブルーの辺りで燻ぶっている状態ですね。
来年はバギーの懸賞金額を超えて首領クリーク辺りまでいくかな❓
とりあえず、3000万円超えてからがグランドラインです。
突然のONE PIECEネタすみません。。。
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株式
課題点
・現金への過度な偏り
例年私は、9月にまとめてVYMに投資をしていました。
ただ今回ばかりは、旅行を控えたことや収入の増加もあり現金で200万円を超えることとなってしまいました。正直今年9月にまとめて投資をするのが怖いです。
・個別株、特にアルトリア(MO)の含み損
今後の方針
ドルコスト平均法で毎月VYMを購入していき現金ポジションを解消していきたいと思います。当面は毎月20万円を入金していく方針です。
個別株の含み損もやはり気になりますが、安定して配当金を入金し続けてくれるためこのまま塩漬けしていきたいと思います。
アルトリア(MO)と言えば今年10月10日にアンハイザー・ブッシュ・インベブの制限付き株式の売却が可能となります。帳簿価格で166.51億ドルの投資なので当然巨額のキャッシュを抱え株主に還元する未来も考えられます。
まだ売却に至るのは早いのかもしれません。
今年の目標を1400万円に定め、30歳までに資産2000万円到達を狙っていきます。
つまり目安でいうと、30歳時点で残債の7割以上の資産額に到達し、配当金を年50万円受け取る公算となります。
等身大の26歳地方在住者の成長を今後とも応援していただければと思います。
Youtube動画も是非ご覧ください。
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確定申告書公開 自分の支払っている税金を確認してみよう❕ 2019年度版
私は、2018年社会人になり勉強のためと確定申告を行ってきましたが、引っ越しのゴタゴタで亡くなってしまいました。
ですので、今回は2年分の確定申告書の資料で税金等を確認していきたいと思います。
なお税率等の資料は国税庁のホームページより取っています。
ます、給与収入364万6087円に対して×20%+54万円が、給与所得控除として控除され給与所得金額237万5200円が確定します。下の表が令和元年の給与所得控除です。ぜひ皆さんも確認して見てください。
その後、社会保険料控除54万6783円,小規模企業共済等掛金控除(iDeCo)27万6000円、地震保険料控除3938円、所得税の基礎控除38万円、寄付金控除(ふるさと納税)2万4000円(2万6000円ー自己負担2000円)の合計額123万0721円が控除されます。
この控除されたものが課税される所得金額114万4000円となります。
私の場合、所得税率は5%で控除はないため5万7200円になります。
住宅ローン減税で31万8000円分の控除額があるため所得税が差し引かれ0円となるわけです。
源泉徴収により事前に税金が5万9800円取られているためこの全額が還付されてくるというわけです。
続いては翌年支払うことになる住民税があります。課税される所得金額114万4000円×10%-調整控除ー税額控除ですので114万4000円×10%ー5万(所得税の基礎控除ー住民税の基礎控除)×5%=11万1900円となりました。
調整控除額については下記より引用させて頂きました。
しかし私には所得税から引ききれなかった住宅ローン控除額の枠があります。
そのため(所得金額)114.4万円×7%=8.008万円が住宅ローン控除により住民税から引かれます。つまり本来なら住民税11.19万円ですが、3.182万円となります。
今回、所得税と住民税合計で5.72万+3.182万=13.728万円税金が少なくなったということです。
続いては社会保険料です。
これは健康保険料と厚生年金保険料より構成されます。
まず厚生年金料率が9.15%(18.3%を労使折半)。
私の場合月額標準報酬がだいたい30万円ですので月間2.745万円。
健康保険料率は5.015%(10.03%を労使で折半)で月間1.5045万円。
これに年間のボーナス26万円(少ない、、、)の分を足して年間の社会保険料54.6783万円が出ます。
以上をまとめて税金は社会保険料54.6783万円+住民税3.182万円(まあこれは翌年支払う税金ですが。。。)=57.8603万円。
税負担率を見てみますと、
57.8603万円÷364.6087万=15.87%。
住宅ローンを控除しないバージョンでは、税金が74.7703万円ですので、20.51%。
意外と税金払ってないのが判明してしまいました。
長くなってしまいましたので、令和2年度分は次回更新させて頂きます。
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7月度給与公開 昇給致しました。
最近、給与明細買い取り屋さんがTwitter上で話題になっています。
私も資産運用をブログで公開していく以上給与明細を公開し、今後の資産形成の道のりを共有していきたいです。
そして改めて支払っている社会保険料、所得税、住民税を認識していきたいと思います。
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今回上げるのは7月末支払いの給与明細です。ちなみに私は中小メーカーで働いています。今年は定期昇給3000円ほどと昇格による手取りの昇給20000円の合計2万6000円の昇給となりました。
支給は合計で29万3493円です。この他課税のされない営業手当が2~3万円ほどあります。今回プライベートで営業車両と通信教育講座を受講したため1万9995円通常より手取りが少なくなっていますので、実質24万6596円これに非課税の営業手当を加算し26万から27万円ほどの手取りになります。
給与はあまり高くないですが、休みやすく地元で働けているため満足はしています。
8時に出勤で早ければ、6時には自宅に着いています。ただボーナスの額が年度によって乱降下するのが、残念です。1回のボーナスで手取り10~40万の範囲で変動します。
ここから毎月積み立てNisa に3万3000円、iDeCoに2万3000円割いて投資し住宅ローン7.8万円、奨学金2万円、携帯代5000円、パソコン月賦5000円を払っています。食費、光熱費は両親負担で部屋代1.5万円もらっているため月12.9万円の余剰金があります。
年間にして154.8万円の余剰金ができ、60万円ほどを旅行に充て残りを米国高配当ETFのVYM投資しています。
そして住宅ローン減税により所得税8万円ほど還付されます。(こちら全額です❕)
またさらに塾でのアルバイトで月3~5万円ほど稼いでいます。
7月度は8万円稼ぎましたが、明細は貰えなかったので源泉徴収表により1年分まとめて公開していきたいです。
次回は、確定申告時の資料と源泉徴収表から社会保険料や所得税、住民税の勉強をしてまとめて行きたいと思います。
初投稿! アルトリア(MO)
今回、アルトリア(MO)の分析動画を初めて公開してみました。
運転中などにでもぜひ聴いてみてください。ちゃんと引用も2020年アニュアルリポートと今年のプレスリリースを使用しています。
今回ワイン事業をアルトリアが、現金12億ドルで売却するということもあり>Ste.Michelleの分析をしました。動画内にもありますが、投下資本や設備の割に収益が上がっておらず、営業利益に至っては3.6億ドルの赤字を出しています。
お荷物となる不採算部門の整理により更なる事業投資へと向かい、株主還元に関しても期待できる状態となっております。
去年は、配当こそ2.4%の増配がなされましたが、自社株買いに関しては流動性確保のため中止となっております。
2021年1月に20億ドルの自社株買い計画が2022年6月30日を期限として取締役会にて承認されています。経営者からの株主還元の意志が伝わってきますね。
ただ国内のワイン事業の撤退から、今後のアンハイザー・ブッシュ・インベブ (ABI)への投資がどの様に変化していくのか気になるところです。
というのもアルトリアは、ABIの株式を10%保有しておりその大部分が2021年10月10日を期限とする制限株式だからです。
つまり2021年10月10日以降普通株式に転換可能ということです。
ABIへの投資で手にする配当金は、下落傾向にあり無配の時期もあり、ドル・ユーロ相場の影響を大きく受けています。
ただ個人的には、公正価値の下落は一時的であるとアルトリアが判断しているため引き続き投資を継続するのではないかと見ています
今後どのような判断が行われていくのか気になるところです。
米国会計用語まとめ 備忘録
アニュアルレポートを読んでみて日々疑問に思って調べた単語をこちらにまとめてみました。自分なりにまとめ後で備忘録となればと思っています。
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発行済株式 issued shares と shares out standing の違い
issued shares 発行済株式
shares out standing 発行済株式(市場に出回っている株式。)
この数値が自社株買い後の正味株式数を表しています。
計算式 発行済み株式ー自社株買い
この二つの用語同じようで、株主還元が盛んな企業にとっては大切な指標となっています。これ日本語訳だと同じ言葉にされているので、誰か適当な訳を出してほしいものです。
減損処理について
impairment 減損 帳簿価格が公正価値を大きく下回りかつ価値が戻ることがないと判断される場合減損処理がなされます。要は帳簿価格を市場価値に合わせる処理ですね。
続いては帳簿価格と公正価値の評価基準をまとめてみました。
carring value 帳簿価格 主に取得原価で減価償却などを考慮した数値です。その後資産性の著しい低下があると判断されれば減損処理といい価値が減らされます。
fair value 公正価値 市場価値のことです。資産と言っても、取引相手がすぐに見つかる公開された市場と、取引相手がおらず価値の判断がつかない資産もありますよね?そのため資産価値の客観性により次の3つのレベルで構成されます。
ヒエラルキーレベル2 ヒエラルキーレベル1で取引されている資産と類似のもの
ヒエラルキーレベル3 市場での取引がなく類似性の高い資産も存在しない
ヒエラルキーレベル3の資産では、企業独自の判断による将来キャッシュフローに基づき判断がなされます。
減損処理自体は、キャッシュの流出がなくなかなか把握がしずらいです。
しかし投資持ち株会社としての側面も持つMOに投資している私としては、注視する必要のある指標となっています。
ちなみにMOは電子たばこの製造会社JUULへの投資で去年までに112億ドル分、のれんの減損処理をしています。帳簿価格は17億ドルしかないのだとか、、、
今後も気になる金融用語があれば追加していきたいと思います。